BEER:ビール?発泡酒?はたまた「雑酒」

BEER:ビール?発泡酒?はたまた「雑酒」

ビール?発泡酒?はたまた「雑酒」

まえがき
さて、日常よく飲む、夏でも冬でもキリっとうまい!のどごし最高なビール。でも、近年、第2のビールなんて呼ばれる値段の安い発泡酒なんてのが世の中に登場して以来、世の中のお父さん達の唯一の楽しみの晩酌の主役はビールから発泡酒にとって代わられた訳で・・・。それでもまぁ似たような種類の発泡酒でお父さん方は我慢してましたさ。人間ってのは馴れることが出来るしね。
ところがだ、近年第3のビールなる雑酒なんてものが登場しよった。これがまた第2のビールよりはるかに安いんだ。世の中は不景気真っ只中、景気が良いなんて言ってられるのはごく一部分さ。
我々にとってみれば第2でも、第3でも、ビールっぽいものが安くで飲めれば唯一の楽しみは守られる訳で、大歓迎!!ってな訳にもいきませんさ。大体の話、「雑酒」って何やねん!?ってツッコミたくなるでしょうに・・・。
そんなこんなで、どんなこんなかはさておき、ここでは「ビール」「発泡酒」「雑酒」の解説をしていくんでよろしく。


 


やっぱり「ビール」だぜぃなんて正統派 革命児第2のビール「発泡酒」 さてさてどうなる第3のビール「雑酒」

ビールのってのは結構歴史のある飲み物なわけで古代、メソポタミア文明、シュメール人によって作られた飲み物。
そんでもってそれが紀元前3000年頃に古代エジプトに伝わったわけさ。
ちなみにこの時代のビールは今の製法とはまったく違い、小麦を一度水で練ってパンみたいなものにしてから麦芽の酵素で発酵させていたわけ。その後歴史は色々あるんだけど、その辺は検索かければいっぱい出てくるんで敢えて説明は省くけど、とりあえず歴史のある飲み物だって事で。


1990年代半ばに登場したビールに代わる、ビールのような飲み物。麦芽又は麦を原料の一部とした酒類で発泡性を有するものはっぽうしゅという。
大まかな振り分けは麦芽比率で分類され①50%以上のもの②50%未満~25%以上のもの③25%以下の3種に税制上区分されている。


ビールに類似した風味・のどごしを持ったアルコール飲料のこと。麦芽の代わりに大豆や小麦などを原料に使っていて、酒税法上の分類ではビールにも発泡酒にも該当しないため税率が低く、安価で販売されている。麦芽以外が原料なので雑酒やリキュール類に分類されている。
発泡酒の酒税が引き上げられたこともあり、昨今ではこちらが第2のビールにとって代わって庶民に重宝される存在に。さてさてどうなる第3のビール。


麦芽比率 67%以上


麦芽比率25%未満


原料が麦芽以外


酒税 78円


酒税 47円


酒税 24~28円

 


 

こうしてみて見てみると、ビールの酒税の高さに驚かされる。上の酒税は350mlを目安にした酒税なのだが、ビールなんて78円?!いやはや
、税金高いよね。で、この不景気の時代にビールの売り上げが落ちてきているところで酒造メーカーが発泡酒っていうビールに代わる飲み物を開発したわけ。

ところが、お上は今度はこの発泡酒に目を付け酒税法を改正。発泡酒の税率を引き上げたんだね。酒造メーカーが自社を守る為と不景気を背景にした我々庶民のビール(酒類)離れを食い止めようと企業努力によって開発したのに税金は取れるところから取る的なジャイアン主義で発泡酒の是金が上がったんだ。

さて、税金が上がれば価格も上がる。今まで発泡酒とビールの価格差が大きくあり、安いというイメージで発泡酒を売り出していた酒造メーカーだったんだけど、酒税が上がって価格を上げざるを得なかった。でも、その現状をそのまま放置していたんではメーカーの死活問題に発展しかねない。そこで第3のビールと呼ばれるビール風味の飲み物が開発されたんだね。

この弟3のビールは原材料が麦芽以外なので酒税法上の分類では「その他の雑酒・リキュール類」に分類される。ちなみに雑酒というのは清酒、合成清酒、しょうちゅう、みりん、ビール、果実酒類、ウイスキー類、スピリッツ類、及びリキュール類以外の酒類の事で、雑酒の中にも雑酒①と雑酒②に分類される。よく飲む第3のビールは雑酒②。じゃあ①は何か?っていうと性状がみりんに似ているものの事を言うらしい。

こうして第3のビールは各メーカーから相次いで商品開発がなされ、市場に流通されているが、財務省は第3のビールの増税を軸とした酒税改正を検討しているとも言われている。

税金を上げるのもいたしかたないかもしれないが酒造メーカーの存続をかけた企業努力をつぶすようなことだけはしないで欲しいものだ。